PX (Pedro-Ximenez)
ブログをご覧の皆様こんばんは。
いつもご覧いただき、誠にありがとうございます。
THE PENTHOUSE with weekend terrace の吉田です。
梅雨入り前の初夏の日差しが目にしみる、そんな季節になりました。
この季節は芍薬や紫陽花といった色味鮮やかな大輪の花が際立ちます。
本日は芍薬の甘い香りに誘われて思いついた、甘い甘いデザートワインのご紹介です。
▲エル・カンダド ペドロヒメネス
スペインはへレス・デ・ラ・フロンテーラより、バルデスピノ家が作る極甘のシェリーこと、
【エル・カンダド】ペドロピメネスです。
ペドロヒメネスは同名のブドウを干しブドウにしてから醸造をする、一風変わった作りが特徴的なシェリーです。
当然ながら、水分をとばしてから発酵をするので、貴腐やアイスヴァインなど比較にならないほど濃厚で芳醇。
少量をそのまま飲むのは勿論、
バニラアイスやチョコレートといった食後の一皿との相性は控えめに申し上げても抜群です。
アイスにこれをかけて、別にコーヒーやエスプレッソを飲む、そんな贅沢でお洒落な嗜み方もございます。
日本においては食後に甘いものを飲む習慣がないので、
抵抗を感じられる方も多くいらっしゃるとは存じますが、理由なくして事は起きません。
ぜひともこの機会にへレスの文化に触れてみてください。きっと新しい発見があることでしょう。
皆様のご来店を心よりお待ち申し上げております。